第22回北海道胃瘻研究会開催のご案内

ご 挨 拶

 この度、2025年11月15日(土曜)、第22回北海道胃瘻研究会を札幌医科大学教育研究棟にて開催する運びとなりました。ご多忙の中、本研究会にご関心をお寄せくださる皆様に、心より御礼申し上げます。
 近年、胃瘻を含む栄養管理は、病院・施設・在宅といった多様な場で複雑化の一途をたどっています。医療費抑制や物価高騰、人材不足、制度改革など現場を取り巻く環境は厳しさを増しており、今こそ医療・福祉の多職種が垣根を越えて知恵を出し合い、よりよいケアの在り方を模索すべき時と考えます。
 本年のテーマの一つとして、半固形化栄養法の実践と課題に改めて焦点をあてます。誤嚥や逆流の予防などで注目される一方、その選択や投与法、適応には未だ議論の余地が多く残されています。高齢化が進む今、患者さんの生活の質をいかに高めるかという視点からも、この領域のさらなる検討は不可欠です。
 特別講演には、胃瘻造設から栄養管理、そして医療倫理に至るまで、幅広く先進的なご活動続けてこられた第一人者である国際医療福祉大学 医学部教授・同大学病院長 鈴木 裕 先生をお迎えいたします。先生のご高話を拝聴できるこの機会を、心より楽しみにしております。
 本研究会では最新の知見はもとより、日々の悩みや疑問を率直に語り合える対話の場を目指しております。多職種が集い語らうことで、新たな気づきと連携が広がることを願ってやみません。晩秋の札幌にて、皆様とともに学び、語り合えますことを心よりお待ちしております。

第22回北海道胃瘻研究会 会長
札幌しらかば台病院 見田 裕章
  


開催概要

開催日時:2025年11月15日(土)
     13:00~17:00(予定)
会  場:札幌医科大学 教育研究棟

皆様の参加をお待ちしております。
一般演題募集は7月中旬を予定しています。

北海道胃瘻研究会 代表世話人
 倉 敏郎

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